SoftBank Group NAV Monitor

SBG 理論株価モニターTSE:9984

生成: 基準: 米国市場クローズ後(毎朝更新) 市場データの基準日は下表参照
ソフトバンクグループ(9984)の保有資産から理論株価(NAV:時価純資産)を毎営業日算出し、実際の株価とのディスカウント率(割安度)を日次で可視化します。アーム(Arm)をはじめとする保有株式の時価変動が、SBGの1株あたり価値にどう反映されるかを定量的に確認できます。
② 理論株価(日次推計NAV)
¥
SBG 実株価(直近終値)
¥
② ディスカウント率
本試算の前提条件 当サイトの日次推計NAVは、直近四半期末(2026年3月末)から純負債および上場株の担保割合が変動していないという仮定に基づく簡易試算です。純負債(8.21兆円)は2026年3月末時点の公式値を使用し、次回の四半期決算発表時に更新します。
OpenAI SBGポートフォリオに織込み済み(SVF2経由)
SBG 持分価値
億ドル
SBG公式確定値
OpenAI 企業価値(全体)
億ドル
成長トレンド
※持分価値と企業価値は母数が異なるため単純比較不可
※ 2026年4月以降の追加出資(トランシェ)は未反映。上記は2026年3月末時点の確定値。
3つのNAV 比較
市場データ / Market Snapshot
銘柄ティッカー終値基準日状態
計算過程 / Methodology
Step 1
各上場株の今日価値(兆円)を算出:
米国株(Arm/T-Mobile) = 3月末調整後価値 × (今日終値 ÷ 3月末終値) × (今日USDJPY ÷ 3月末USDJPY)
日本株(SBKK)     = 3月末調整後価値 × (今日終値 ÷ 3月末終値)
Step 2
非上場資産(SVF1+SVF2+LatAm+その他 = 26.22兆)と純負債(8.21兆)は 2026-03-31 固定
Step 3
②保有合計 = Arm今日価値 + SBKK今日価値 + T-Mobile今日価値 + 26.22兆
Step 4
②NAV(兆円) = ②保有合計 − 8.21兆
②理論株価(円) = ②NAV × 1兆 ÷ 5,698,923,701株
Step 5
②ディスカウント率 = (1 − SBG実株価 ÷ ②理論株価) × 100
プラス = 実株価がNAVを下回る状態(NAV対比で割安)。マイナス = NAVを上回る状態(割高)。
▼ 誤差の要因
(1)
非上場部分の四半期固定: SVF2/SVF1/LatAm/その他は3月末公式値を次の決算まで据え置き。この間に実際の評価額は変動しているため乖離が生じる。
(2)
上場株の担保分の簡易処理: Arm等はマージンローン等の担保に入っており、公式は担保分を控除した「調整後価値」で計算する。本計算では担保株も株価比率で動かしているため、担保分の変動が誤差になる。
各データは取得時点の最新終値を使用。基準日は市場データ表を参照。
② 理論株価 & SBG実株価の推移 / Trend

塗りつぶし部分(金色)が割安度(ディスカウント)。差が大きいほど実株価がNAVより割安。緑の点は公式NAV発表値 — ①-a(3月末)は計算の起点のため一致。①-b(5月12日)との一致(誤差1.4%)が試算精度の確認になる。

割安度の推移。SBGは恒常的に割安だが、その深さの変化を見る。緑の点は公式NAVを基準にした割安度(②線との差 = 計算誤差)。

NAV 構成比 / Composition

NAV構成の推移。Armの比率が拡大しているのが分かる。※ 純負債を除く保有資産の構成比。

将来拡張 / Roadmap
準備中
OpenAI 上場時 — 日次NAVへ反映
OpenAIが株式上場した時点で、SBGのOpenAI持分を取得時点で利用可能な直近の株価・為替で評価し、日次推計NAV(②)に直接組み込み、毎日自動更新する予定。
現在、OpenAIはSVF2(非上場枠=26.22兆の中)に含まれており、上場前は公式評価額で固定扱い。上場後は②と同じ仕組みで日次計算が可能になる。

このサイトについて

ソフトバンクグループは事業会社というより、株式を保有する戦略的投資持株会社です。そのため企業価値は、損益計算書上の利益よりも、保有する資産の時価評価額によって決まります。この保有資産の時価総額から純有利子負債を差し引いたものが NAV(Net Asset Value:時価純資産)であり、SBGの本質的な価値を測るうえで最も重視される指標です。

理論株価とディスカウント率の見方

NAV を発行済株式数で割ると、1株あたりの理論株価が算出されます。市場では、実際の株価がこの理論株価を下回って取引されることが一般的で、その乖離の度合いを示すのがディスカウント率です。ソフトバンクグループのディスカウント率は、歴史的におおむね30%〜50%のレンジで推移してきました。現在の水準がこのレンジのどこにあるかを見ることで、株価が歴史的に見て割安なのか割高なのかを判断する手がかりになります。

アーム(Arm)株価・主要投資先との連動

近年、SBGの保有資産において最大の比重を占めるのが、英半導体設計大手アーム(Arm)の株式です。かつて中核だったアリババ株に代わり、現在はアームがポートフォリオの中心となっています。加えて、生成AIの中核企業であるOpenAIへの出資も、SBGの企業価値を語るうえで重要な要素となっています。そのため、エヌビディアの決算や半導体市況などでアームの株価が大きく動くと、SBGの保有資産価値、ひいては理論株価(NAV)に直接かつ大きな影響が及びます。本サイトでは、こうした上場保有株式の時価変動を毎営業日反映し、取得時点で利用可能な直近値に基づく理論株価を自動で算出しています。

ファンド資産の評価について

SBGの保有資産は、アームのような上場株式だけではありません。ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)が保有する多くの非上場企業の株式も、企業価値の重要な構成要素です。ただし、上場株式が市場価格で毎日変動するのに対し、非上場資産には市場で成立する株価が存在しないため、その評価額は四半期ごとの決算でのみ見直されます。したがって本サイトの理論株価は、上場保有株式については各市場の直近終値および取得時点の為替を用いて日次推計する一方、非上場のファンド資産については直近の決算で開示された評価額を用いています。決算発表のタイミングでファンド資産の評価が更新される点に留意してください。

算出ロジックの透明性

本サイトは、理論株価の算出根拠を明示することを重視しています。基本的な計算は「保有株式の時価総額 − 純有利子負債 = NAV」という構造で、利用者が数値の根拠を自己検証できるようにしています。LTV(保有資産に対する負債比率)などの財務健全性の観点も、企業価値を読むうえで参考になります。